*パーソナルトレーナー朝山のブログ*

大阪市北区(天六・中崎町・梅田)のパーソナルトレーニングジム『Suitable』

トップ選手がいいトレーニングしてるかって言ったらそうでもないし、いいトレーニングしてる選手がトップ選手とも限らないよねってお話。

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大阪市北区中崎町天六)のパーソナルトレーニングジム「Suitable(スータブル)」の朝山です☆

 

タイトルが非常に長くなりましたが、今回のテーマはトップ選手とトレーニングです。

 

 

そもそも何を持って良いトレーニングとするか問題はありますが、

私の中の一つの指標としては、

スクワット・デッドリフト・ベンチプレスいわゆるBIG3と言われるような、大筋群を中心に鍛えるトレーニングが適正なフォームで行えているかどうかだと考えています。

 

瞬発力やアジリティを鍛えるトレーニングも多く存在しており、
「足が速くなるトレーニング」や「ジャンプ力が上がるトレーニング」などに注目したくなる気持ちもよくわかりますが、まずは基礎動作で効率的な動かし方を習得しておく必要があるのでは?と感じています。

 

では、ここからが本題。

 

タイトルにも書いた通り、トップアスリートがいいトレーニングをしているかどうか問題です。

 

まずはじめに、僕個人的には全くそのように思いません。
メディアなどでも野球選手のオフシーズン時のウエイトトレーニングの様子を見かけることもありますが、決していいトレーニングができてるとは思いません。メディアに映されるのはごく一部分なので、映っていないところではもっとしっかりできているのかもしれませんが…。

 

 

アスリートのトレーニン

アスリートとトレーニングの関係性は切っても切り離せない関係です。
しかし、その影響で多くの誤解が蔓延している現状も事実です。

 

SNSで検索すれば、サッカーや野球、スケート選手やバレーボール選手などのトップアスリートのトレーニングの様子を見ることができます。
しかし、「トップ選手が行なっているから自分もこのトレーニングしてみよう!」という考え方は非常に危険かと思います。

 

トップにまで上り詰める選手の多くはその競技において抜群のセンスを持っている人がほとんどです。
コーチに言われたことをすぐに体現でき、日頃の並ではない訓練の結果としてトップに上り詰める人です。その補助としてトレーニングを行なっている選手がほとんどな訳で、トレーニングなんて必要ないと感じている選手もいるぐらいです。


そうのようなことを加味せずに、一般レベルのアスリートが見よう見まねでトレーニングを真似するのは、トレーニングの必要性の背景が全く異なり危険なのでは?と感じています。

 

極端な話、スクワットが全然綺麗にできていない、重量も全然上がらないような選手がトップ選手となることも多々あります。競技において、スクワットなどのトレーニングが得点やタイムに加算されるわけではないので、競技センスがずば抜けた選手にとっては当然の結果です。

では逆に、いいトレーニングをした選手は上にあがれるか問題です。

結論からいうと、
あがれるかもしれないけど、トレーニングは一つの要因でしかない。
ということです。

 

イマイチ成績が伸びなかった選手がトレーニングを始めたら成績が上がりだした!
なんてことは起こりうるかもしれません。

しかし、トレーニングを始めたから成績が伸びたって考え方も飛躍しすぎです。

レーニングを始めたことによって、
できる動作が増えたり、体のバランスに変化があり跳べるようになったり、柔軟性が向上したり、ケガが減り練習内容が濃くなったりなどのメリットを享受した結果、成績アップの理由の一つとして繋がった!

って考え方の方がベターかと思います。

 

 

しかし、トレーニングの結果を享受できなかった場合(できなっかたと感じた場合)
つまり、トレーニングを始めたことにより、デメリットがあった場合
→トレーニングでケガをした、体が重くなった、体が硬くなった、疲労で競技練習に影響がでた…などですかね。

 

こういったことが目立った場合、その選手にとってトレーニングは悪者扱いです。
この場合、トレーナーが付いていたならトレーニングを提供したトレーナーに責任があります。
自分で選択していた場合はプロに聞かなかった選手本人の責任となってしまいます。
このような人が指導者になると、ウエイトトレーニング否定派の指導者がまた増えてしまいますね笑

 

 

細かいようですが、トレーニングにおいては考え方が大事です。
この考え方によって、トレーニングの位置付けが大きく変わってくると思っています。

 

大事なのは、トレーニングは競技においては一つの要因にすぎないということを念頭に置いておくことです。
レーニング必死にしたからといって勝てるほど甘い世界ではありません。
競技においてもっとも重要なことは競技練習です。
レーニングすることで競技練習を円滑に行う体を作ったり、ケガの予防につながることは十分に期待できます。要はトレーニングすることで、自分の体の可能性を広げることができます。そういった効果を十分に引き出すためにも、しっかりとプロ(S&Cコーチ)に相談することをオススメします。

 

 

たまーにトレーニングばかりに偏った選手を見かけ、気になったので投稿しました!笑
以上です!!!

 

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